2010年 12月 31日
実家でもちつき。 |

もちつきの手伝いに実家の花泉窯に来ました。
この窯は私が生まれた昭和43年に作り変えた窯です。
かなり大きな窯で還元がはじまると炎の勢いがすごいです。

昔は薪で焼いていたみたいですが今は灯油で焼いています。
子供の頃は還元に入ると親父と1時間に1回窯に様子を見に来て
小さな穴を覗いてみろと言われ炎の向こう側にある小さい四角が
見えるか見えない位に火力を調整すると言われていたような気がします
今は炎の中の窯の中の雰囲気が見えますが、子供の頃はそれがあまり
わからなかったような気がします。

窯積みも大変ですが窯の入り口をふさぐのも大変
レンガを2重に積んでいきますが上のアーチの所が難しい
積んだあとは水と砂と土を混ぜ泥をすき間に塗り込んでいきます
花泉窯で修業していた頃は何回もこの作業を繰り返し
きつかった事をこの窯を見るたびに思い出します
最近はガス窯に電気窯と窯焚きも楽になりました
しかしなんか色の重みがあるような
ないような感じもします
料理でも思うのですが作業が楽になっていくと
なんか深みとか何かがなくなっていくような・・・
それはそれでいいのかもしれませんが?

本日は大瀬戸ツノ瀬釣行に行く予定でしたが海が大荒れで
船が出港出来ないとの事・・・
しかたなくもちつきの手伝いに来ました。
釣りに行けなかったくやしさを餅米にぶつけて
杵を臼にたたき込んでいたら
杵を1つ壊してしまいました・・・

ルナは餅をいっぱい食べれて嬉しそう

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by kouhougama
| 2010-12-31 01:43
| その他
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